
最近、テレビやYouTubeでの広告などでやたらと「TikTok」というアプリの宣伝を目にするようになりましたね。
今では、そのTikTokを通じて一般の人がテレビで取り上げられたり、またYoutubeチャンネルを開設して圧倒いう間に有名YouTuberになっていたりとTikTokきっかけに多くの人が成功を成し遂げています。
今回、この記事ではTikTokは稼げるのかどうか、そしてどのようにTikTokを活用すれば稼げるようになるのかというプロセスに焦点をあてて細かく解説していきます。
この記事を読むことで、TikTokを使って稼ぐための具体的な手順がわかるようになります。
ぜひ最後まで読んでいってください。
- TikTokとは何なのか
- そもそもTikTokは稼ぐことができるのか
- 有名TikTokerたちのマネタイズ状況
- TikTok単体でのマネタイズは難しいものがある
- ほかのSNSと掛け合わせることが有効
- 広告で稼げないことはない
- とにかく有名になることに特化している
- Youtubeと一緒に活用するのが王道スタイルで効果的な方法
- まずは一歩踏み出してみよう
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TikTokとは
皆さんは、今勢いに乗ってるTikTokというアプリケーションをご存じでしょうか?


ここでは、TikTokとはいったい何なのか?という点に焦点を当てて解説していこうと思います。
TikTokとは、中国の「ByteDance社」が開発・運営を行っているモバイル向け且つ、ショートビデオ型の新感覚SNSです。
これまでのSNSというと、文字コンテンツや写真コンテンツが主流でしたが、この「TikTok」では、数秒から長いものでは60秒ものオリジナル動画コンテンツが主流となっています。
また、動画の撮影、編集、投稿のすべての工程をこのアプリ一つで完結させることができるため、非常に新規参入のハードルが低いという特徴があります。
TikTokで儲けることはできる?
今では「Youtuber」という単語に続いて、「TikToker」なんて言葉も生まれています。
では、実際にTikTokで稼ぐなんてことは可能なのでしょうか。
先に結論をお話しすると、「TikTokだけ」で稼ぐのはなかなか難しいと思われます。
以降では「TikToker」と呼ばれる方たちの収益形態や収益を生み出す仕組みについて解説していこうと思います。
- トップTikTokerの収入
- TikTok単体での収益化は微妙
トップTikTokerの収入
「TikToker」の中でも特に有名なトップのTikTokerと呼ばれる人達はどのようにしてお金を稼いでいるのでしょうか。
例えば、今一番人気のあるTikTokerのHinataちゃん(ID : 51957635)はクラージュキッズという芸能事務所に所属しており、instagramのフォロワーは今では25万人越えです(令和2年3月11日時点)。
Hinataちゃんの場合は主な収入は芸能活動です。
子役、モデル活動などもあると思います。
ですが、やはりテレビ番組などに出演し、Hinataちゃんの動画が取り上げられるなんてこともありますので、TikTokerとしての活動は確実にHinataちゃんの芸能活動に役立っていると思われます。
またTikTokというアプリは、ほかのSNSなどと連携させることができます。
そうなると、Hinataちゃんを知らない人が、たまたまTikTokでHinataちゃんの動画を見つけてそこからHinataちゃんのYoutubeチャンネルに流入するといったことも起こります。
チャンネル登録者が45万人(令和2年3月11日時点)以上いるHinataちゃんのチャンネルならYouTubeの広告収入などでかなりの大金を稼ぐことができるでしょう。
TikTok単体での収益化は微妙
TikTokでは、同じ動画コンテンツでもYoutubeとは少し異なり、「短めの動画」がメインになりますので、仮に広告をつけられたとしてもそこまでの視聴時間を稼ぐことができません。
ですので、「TikTokだけ」で稼ごう!としていたらおそらく一円も稼げないでしょう。
先ほど例に挙げた、Hinataちゃんなどの有名なTikTokerの方々は、TikTokというプラットフォームのみに依存せず、様々なSNSを掛け合わせてそれぞれを上手に運用することで自身の知名度を上げたり、たくさんの企業からお仕事をいただいたり、芸能活動に生かすなど最終的な収益につなげています。
このように、TikTok一筋で収益を得るのはなかなか難しいでしょう。
TikTokマネタイズの現状
上記でも少しご説明しましたが、TikTokはその動画の性質上、広告収益で稼ぐには非常に稼ぎずらいものになっています。
TikTokでは、直接収益を得るというよりかは、「発信者のファンを増やす」ことに特化しています。
つまり、TikTokはYoutubeのようにその場でいきなり広告収入を得てお金を増やすのではなく、発信者の「ファン」を増やしていきます。
そして、それを利用してお金を稼ぐこともできますし、もっともっと自分自身を宣伝することでさらなる知名度の獲得ができます。
このようにTikTokで有名になるということは、活動の幅を大きく広げることにもつながります。
最近はテレビ番組などでTikTokに動画を投稿している人が出演してるといった状況を目にすることが多くなりましたね。
- アドセンスのようなものはない
- 紹介動画で広告収入を得るのが限界
アドセンスのようなものはない
アドセンスとは、普段よくYoutubeで動画を見ている方ならかなり親しみのあるものだと思います。
自分が見たいと思った動画をクリックするとほとんどの動画はまず1~2本の動画広告が流れて、そのあとに自分が見たと思った動画が流れたり、動画の最中や動画の終盤に動画広告が流れたりしますよね。
アドセンスとはまさにその動画広告のことです。
Youtubeは、動画投稿者によって動画の長さは様々に設定されますが、TikTokでは長くて一分程度の動画ですので、動画広告をつけたところで広告主にも動画投稿者にもあまりメリットがありません。
ですので、そもそもTikTokには動画広告すなわち「アドセンス」は存在しておらず、それをつけて稼ぐといったことが不可能なのです。


紹介動画で広告収入を得るのが限界
もちろんTikTokに広告で稼ぐ手段が全くないというわけではなく、「TikToker」と呼ばれる人たちの中でもトップのフォロワー数を持つ人たちには、「TikTok自体」を宣伝するという広告収益の手段があります。
TikTokというアプリにかかわらず何でもいえることですが、「宣伝」をする際にはそれなりの知名度のある人でないと、その広告を見る側もなかなか受け入れることはできません。
ですので、TikTokの広告収益といえど、そのくらいしか方法はないため、TikTokでの広告収益を手にできるのはほんのごくわずかの人たちのみと言えるでしょう。
TikTokで儲けるためのポイント
TikTokを使って儲けるためには、いくつかのポイントを押さえている必要があります。
TikTokは、上記でも少し説明しましたが、直接的な広告収益を得るのではなく、「発信者にファン」が付き知名度を上げることで活動の幅を大きく広げることができます。
ですから、その特徴を最大限に生かして上手に利用すればより多くの知名度とお金を手にすることができます。
以下ではそのポイントについて一つづつ解説していこうと思います。
- SNSを活用する
- 広告として利用する
- Youtubeに流入させる
①SNSを活用する
TikTokでは、instagramやTwitter、Youtubeなどといった有名なSNSと連携させることができ、視聴者を様々なメディアに横流しすることができます。
中でも特にYoutubeは動画広告による広告収入を一番得やすいので「TikTokからYoutube」に視聴者を流入させて本業のYoutube のほうで再生回数と広告収益を得ているというスタイルのYoutuberはかなり増えてきました。
ほかにも、instagramとの連携も非常に有効といえます。
instagramは、もともとは写真コンテンツを主としたSNSの一つですが、最近は「ストーリー」と呼ばれるスライドショーなどの機能があったり、写真コンテンツのみではなくテキストコンテンツを利用することが出来ます。
また、instagramのテキストコンテンツには「#(ハッシュタグ)」という機能があります。
それは一つの投稿に対して特定のキーワードをつけてタグ付けすることで同じキーワードで第三者が検索することができたり、趣味や関心が似たユーザ同士での話題の共有などを可能にしてくれる機能です。
このような ハッシュタグを利用して様々なお店や場所、食べ物を紹介して広告収入を手にする「instagramer」という人たちも最近はすごく増えてきました。
このように収益性の高いほかのSNSと連携させることでれまで非常に難しかったオンライン上での集客の難易度をかなり下げることができます。

②広告として利用する
TikTokで稼ぐには必ずほかのSNSと一緒にやらなかればならないといったルールはありません。
すでに自分のサービスや商品、仕事がある人はTikTokを宣伝広告として利用し、集客するという方法があります。
芸能活動を行っていたり、人前に出て仕事をするような人であれば、「自分」という商品の知名度を高めるためのツールとしてはTikTokは非常に有効だと思います。
また、すでに自分の商品を持っている人であれば、その商品の特徴をわかりやすく解説した動画を作ってTikTok上で宣伝し集客するといった方法で活用することができます。
③YouTubeに流入させる
本業でYoutuberをしている人であれば、先ほどもSNS関連の部分でも少し説明しましたが、Youtubeでの再生時間と広告収益を稼ぐために、TikTokのほうで新規視聴者を捕まえてYoutubeのチャンネルのほうに流入させる必要があります。
そのためには、Youtubeにアップロードする用の動画と別で、TikTokにアップロードする用の短くてかつ、新規視聴者の興味や関心を引き付けるような動画を編集しなければなりません。
パソコンからTikTokに動画をアップロードをすることができないため、動画素材をスマートフォンの中に保存して、わざわざTikTokや動画編集ができるスマホアプリ等で編集するという手間が増えてしまいます。
しかし、TikTokからの流入効果はすさまじいためこれだけの手間をかける価値はかなりあると思います。
詳しくは、TikTokとYouTubeを相互にうまく活用する方法を紹介!の記事を参考にしてください。
TikTokで儲けるために行うべきこと
今やTikTokは、ものすごく多くの10代から20代の若者が集まる大型SNSといえます。
そんな時代の波であるTikTokを使わない手はありません。
確かに、TikTokはそれ単体のみで稼ぐことは非常にむずしいものではありますが、上記でも少しお話ししましたが、アイデア次第では大儲けすることも可能です。
そこで必要となるのは、知名度すなわち「フォロワー」の数と、主収入となる自分のメディアとの連携がカギとなります。
- とにかくフォロワーを増やす
- Youtubeアカウントの運営を行う
とにかくフォロワーを増やす
まずは何より、「有名」になることが大事です。
有名になって知名度があれば、非常に活動の幅が広がります。
また、動画を投稿する一個人にとっては、自己表現であったり、承認欲求を満たすことでしかないのかもしれません。
ですが実は、企業にとってはとてつもなく簡単に若者の現状や流行などを把握できるツールはTikTokの他にはありません。
企業からすれば、「フォロワー」という数字を持っていて影響力のある人に広告塔をまかせたくなるのは当然のことですね。
このように知名度が高くなれば、自分のアイデア次第で様々な稼ぎ方を実現することができます。
YouTubeアカウントの運営を行う
やはり、「TikTok × Youtube」の掛け合わせは王道といえる稼ぎ方です。
大まかな手順としては、まずはTikTokで知名度を上げながら、自分のことを知らない新規視聴者を捕まえて自分のYouTubeチャンネルに送客して再生回数を稼ぐといった流れです。
TikTokの「短い動画」という最大の特徴を生かして、自分のYouTubeチャンネルで投稿している動画の見所や興味・関心を引き付けやすいポイントのみをまとめてTikTokで流します。
そして、本編はYouTubeチャンネルのほうで閲覧するというシステムを作れば、かなり多くの新規視聴者を獲得すること間違えありません。

TikTokのユーザー層とはの記事も参考にしてください。
【まとめ】TikTok単体で儲けることは難しい
以上までで、TikTokが単体で稼ぐことに特化していない理由とTikTokを使って稼ぐ手順や方法を解説しましたがいかがでしたでしょうか。
- TikTokは「短い動画コンテンツ」という性質上、アドセンスといった広告収益を稼ぐことは難しい
- TikTokは知名度を上げて、有名になり活動の幅を広げることにはものすごく特化している
- ほかの収益性の高いSNSとの掛け合わせで大儲けも夢じゃない
- フォロワー数の多いメディアでTikTokを紹介して広告費を稼ぐのもあり
- Youtubeとの掛け合わせで広告費を稼ぐのが一番王道
TikTokは今一番勢いに乗ってるSNSといえます。
「今からTikTok初めても遅いかな」なんて思ってしまうかもしれませんが、まだまだ全然早いです。
ほかのSNS と一緒に上手に運用していけば、まだまだビジネスとしてはブルーオーシャンで、かなり稼げる領域といえます。
この際に新たにTikTokとYouTubeを始めて、新たな第一歩を踏み出してみるのもよいかもしれませんね。
他にも、TikTokをマネタイズする方法の記事やTikTokで広告収入を得る方法、TikTokの再生回数を伸ばす方法の記事もおすすめです。