
撮影した動画の編集作業をしたことがありますか?
YouTubeやSNSに投稿されているような、おしゃれな動画にしてみたいと思った方に、動画編集の基本を解説していきます。
- 動画編集を行うためにはパソコンと編集ソフト、基礎知識が必要
- 編集作業の手順は①動画を用意する→②動画を1つにまとめる→③動画に加工を加える→④動画を出力する
- 動画編集に関する専門用語はそこまで難しくない
- おすすめの動画編集ソフトはMacならFinal Cut Pro、WindowsならAdobe Premiere Pro
- 動画編集は慣れれば初心者でも簡単
- 本気で学びたい人にはレバレッジエディットがおすすめ
- レバレッジエディットではYouTubeに特化した動画編集の方法を学ぶことができる
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【入門】動画編集に必要なものを紹介
ここでは、動画編集に必要なものを紹介していきます。
パソコン
撮影した動画を取り込み編集するためのデバイスとして、パソコンが必要なのは想像が付きますよね。
ただし、どんなものでも良いというわけではなく、スペックが高いことが必須になります。
動画は容量が多く負担がかかるので、簡単な事務作業やネット中心に使う程度のスペックだと、動作が停止してしまう可能性が高いです。
- CPU:core i7以上
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:HDD+SSD
個人で使う場合はこのスペックを目安にすれば、ある程度容量のある動画編集も快適に行えます。
映像のプロや有名YouTuberなどは、もっと高いスペックのパソコンを使用していることで有名です。
しかし、高くなるほど価格も跳ね上がりますし、最初から必要以上のものを選ぶ必要はないでしょう。
動画編集ソフト
撮影した動画をカットしたり、演出を追加したりするためには動画編集ソフトが必要です。
エフェクトやフィルターの種類が多く、プロのような動画を作ることができる専用ソフトは一度購入すれば使える買い切りタイプと、月や年単位でライセンス契約するタイプがあります。
無料で使えるソフトもありますが、広告やロゴの表示や、出力制限がある場合が多く、使い勝手がイマイチかもしれません。
使用目的やこだわりに合わせて選んでみましょう。
おすすめのソフトについては、後程詳しく紹介します。
Adobeソフトなら、Adobeソフト4種類を徹底比較の記事を参考にしてください。
動画編集に関する基礎知識
動画編集は実践してみるのが一番分かりやすいですが、専門用語なども多いため基礎知識は知っておく方が良い動画を作れます。
基本的な編集方法の知識は以下で詳しく紹介しますので、ここでは動画関連の数字や用語について解説します。
画像はピクセルという単色のマスの集合体で表現されていますが、その総数を画素数と呼びます。
多いほど解像度が高いことになり、画像が細部まで色鮮やかに表現され美しい映像となります。
現在の主流は解像度1920×1080のフルハイビジョン(FHD)で、ほとんどのカメラがこの基準です
解像度3840×2160のUHDや4Kに対応したものも増えているので、近い将来には、こちらが主流になる可能性が高いです。
動画は静止画を連続して再生することで作られていますが、1秒間に使われる静止画の枚数を指します。
1秒間に30枚なら「30fps」と表現され、レートが高い(枚数が多い)方が滑らかできれいな動画になりますが、容量も大きくなります。
1秒間に転送できるデータの量です。
画像や音声など単純に量が多いほど高画質・高音質になり、逆に少ないほど荒くなります。
ビットレートが高いほどデータ量も増え、転送に時間がかかるようになります。

ファイルの圧縮方法です。
全く圧縮を行わないと、たった30秒程度の動画でも20GBほど使うことも珍しくなく、楽しめる動画を作ると想像できないほどの容量になってしまいます。
コーデックを使って圧縮すれば、大きなファイルの容量を抑えることができるため、扱いやすくなるのです。
ビットレートやコーデックは、編集ソフトにお任せでも問題ないようになっている場合が多いため、理解しきれないまま画像編集を初めても全く問題ありません。
慣れるにつれて自然と理解が深まるはずです。
動画編集のやり方

と思っている方も多いでしょう。
ほとんどの方が行っている基本的な編集の手順を解説します。
①動画を用意する
シーンごとなどの複数の動画を繋げたり、不要な部分を削ったりしながら1本に編集していくので、完成をイメージして「何をどうするか」具体的に決めた上で元となる動画を撮影しましょう。
不要だと思えばカットすることができますので、いろんなパターンを想定して多く撮影しておくことをおすすめします。

②動画を1つにまとめる
撮影した複数の動画を繋ぎ合わせて一つにしたり、不要な部分をカットしたりする作業です。
必要な部分を順序よく並べていく作業ですが、時に順番を入れ替えるなど動画のメインを強調する工夫も必要なので、視聴者が魅力を感じるストーリー構成のセンスや経験も求められます。
動画の軸ともいえるこの部分を完成させて初めて、次の加工の工程に進むことができるので、慣れないうちは大変ですがじっくり取り組みましょう。
最初はカットすべき部分を見つけるのも大変かもしれませんが、何度も再生して確認しながら感覚を磨いていきましょう。
加工まで行うことに慣れてくると、逆に残した方がいい部分も分かるようになるので、経験を積むことが大切です。
③動画に加工を加える
ストーリーが完成した動画の雰囲気を強調したり、意味を持たせたりする作業です。
ただ、写真を連続して流すスライドショーでも、音楽や効果音をつけるだけで印象が大きく変わり、感動や思い出も色濃くなりますよね。
見る人の分かりやすさや楽しみを倍増させるために、字幕やテロップ、特殊効果などの装飾なども追加していきます。
装飾の仕方によって、おしゃれになったりギャグになったりと大きく変わるので、いろいろ試して自分テイストを見つけるのもおすすめです。
加工方法はYouTube動画を参考にチャレンジする方が多いですよ。
プロの技術なら映画もおすすめです。
加工が完了したら、保存前に再生して確認しましょう。
作業中は「良い」と思ってしたことでも、通常スピードで再生するとズレが生じタイミングが悪かったり、装飾しすぎて強調ポイントが分かりにくかったりすることがあります。
それを修正する作業を繰り返し、1本の動画が完成します。
動画編集のスクールに通いたい方は、おすすめの動画編集スクールを紹介の記事を参考にしてください。
また、本格的な動画編集方法を学ぶならレバレッジエディットがおすすめです。
登録者10万人超えのYoutuber「しゅくろー」さんの動画を、0から再現するようなプログラムが組まれており、その再現の過程で活きた編集スキルを取得することができます。
初学者のつまずきやすいポイントは特に重点的にフォローしているので、初めての方でも安心できます。
気になった方は公式サイトを見てみてください。
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④動画を出力する
動画が完成したら、保存して出力します。
基本的に編集ソフトの指示に従うだけでできる作業ですので、難しいことはありません。
データの容量が大きくなるほど書き出しに時間がかかるため、ノートパソコンの場合はバッテリーに注意しましょう。

おすすめの動画編集ソフト
使いやすさや性能の良さから、使っている方が多いおすすめソフトを紹介します。
もっと詳しく動画編集ソフトについて知りたいあなたは、「おすすめの動画編集ソフト」の記事で、詳しく解説しているので合わせてご一読ください。
パワーディレクター
価格:月額2180円、年額6200円
AviUtl
価格:無料
無料で使える高性能ソフトで、プラグインで拡張すれば基本的な編集はこれ1本で行うことができます。
自由度が高く、動作が非常に早いことが魅力ですが、使い初めに必要なプラグインを設定するなど、少し手間がかかるのが難かもしれません。
多くの人が使用し満足感を得ているソフトですので、インターネット上にも情報が多く使い方を調べられるので、初めてでも手順通り行えば、比較的簡単に使用できます。
Adobe Primire
価格:月額2180円、年額26160円
プロ仕様の本格動画編集を行えるソフトで、慣れるまでは扱いにくいかもしれませんが、個人使用でも高い評価を得ています。
Adobeの関連ソフトとの連携がしやすく、組み合わせることでさまざまな加工を行うことができるため、驚くような作品を作ることが可能です。
月単位でのライセンス契約制なので、使い続ける間はコストもかかり続けることになりますが、編集性能による満足度評価が非常に高いのです。

みてみる
Final Cut Pro
価格:34800円
直感で扱うことができるため、初心者でも扱いやすい個人向けソフトです。
一度購入してしまえば、それ以上のコストはかかりませんし、バラエティに富んだテキストやサウンドのエフェクトが多く組み込まれているのが魅力です。
OSがMacにしか対応していないソフトですので、Windowsの方は注意しましょう。

Lightwork
価格:無料
プロ向けの有料ライセンスもありますが、会員登録だけで利用できるフリーライセンスがおすすめです。
機能や書き出しに制限があるものの、本当に無料なのか疑うほどの高性能でどのフリーソフトより高く評価されており、本格的な動画編集を行うことができます。
表記を日本語に変えるには設定が必要ですし、プロ仕様=中級者~上級者向けとなっているため、全くの初心者が使うのは難しいかもしれません。
しかし、高性能ソフトが無料で使えるのは非常に魅力ですね。
抑えておきたい動画編集の基礎知識
動画編集の専門用語を並べられても、初めてだと分かりにくいかもしれないですね。
専門用語は基礎知識の一つなので、主なものをここで解説します。
カット・トリミング
不要な部分を丸ごと切り取ったり、動画の一部分(人物のみなど)を抜き出すことです。
アクションのない無駄なシーンや、テンポが悪く動画として扱いにくい部分をカットします。

オブジェクト
動画に使われている「モノ」のことを指します。
動画データを含む全てのデータはオブジェクトで、そこに音声やテキスト、モザイクなど多くのオブジェクトを重ねることで1つの動画が完成します。
これは配信されている動画や映画などでも同じです。
エフェクト・フィルター
動画に効果を与える機能のことを指します。
画像や音声を加工したり、特殊効果を付けたりする機能をエフェクト、画像を輝かせたりモノクロに変化させたりする機能をフィルターと呼ぶことが多いようです。
エフェクトやフィルターの種類が多いソフトの方がさまざまな演出ができるため、高い魅力があります。
エンコード
動画の容量を圧縮したり、再生する基準に合わせて形式を変換する作業のことを指します。
コーデックを使用してエンコードするのですが、自由度が非常に高いタイプのソフトを使わない限りは、あまり気にしなくても困ることはありませんので、少しずつ感覚をつかむ方が良いでしょう。
動画編集に関するQ&A


動画編集はiPhoneなどのスマホでもできる?
結論から言えば、スマホにも動画編集アプリがたくさんありますし、十分に可能です。
スマホなら撮影からアップロードまでを一貫して行うことができるという利点もありますし、そのままYouTuberデビューする人も少なくないのです。
しかし、画面が小さいため細かな作業はしづらく、容量の大きい動画を編集するには動作が止まってしまうなど、トラブルが発生するかもしれません。
パソコン用ソフトの方が、できる編集・加工の種類が多く、操作もしやすいのでプロ並みの凝った動画を作りたいと考えているなら、断然パソコンがおすすめです。
macとwindowsどっちが良い?
動画編集はスペックさえ満たせば、MacでもWindowsでも大差はありません。
新たに購入を検討している場合、同じスペックで比較するとWindowsの方が安く、コストパフォーマンス的に優秀です。
しかし、Final Cut ProなどMacにしか対応していないソフトもありますので、そのソフトを使いたいと思っている場合はMac一択になります。
いろいろ試してソフトを決めたいと思っている場合はMacを選んでおけば間違いないですね。
【まとめ】動画編集のやり方は意外と簡単!初心者でもできる
動画編集のやり方について、準備から基本を解説しましたがいかがだったでしょうか。
- 動画は処理が重いので、スペックの高いパソコンが必須
- 編集ソフトは無料もあり、気軽に使える
- 専門用語など基礎知識は使っているうちに分かってくるので、覚えなくても大丈夫
- 撮影→ストーリー→加工→出力と作業は意外とシンプル
おすすめのソフトや、編集デバイス・OSの選択についての疑問にも触れました。
ここで解説した手順は初歩的なものですが、慣れるまでは細かい作業で「大変」と感じるかもしれません。
しかし、経験を積むうちに自分のスタイルを発見し素敵な動画を作れるようになるので、これをきっかけにチャレンジしてみましょう。
また、動画編集の方法を学ぶならレバレッジエディットがおすすめです。
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